留意事項 | 事故事例等 |
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1 指揮者は、早期に関係者から事故現場の状況、爆発の原因、二次爆発の可能性等を把握し、活動の安全を確保するため、速やかに隊員に対して具体的な注意や指示を行う。 |
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2 二次爆発の危険があるときは、車両部署位置、指揮本部・救護所の設置位置、火花の出る救助資機材、無線の使用等に十分配意するとともに、ガス漏えい箇所への直行は絶対避ける。 |
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3 災害現場における部署は二次爆発に備え、風上・風横側とし、安全距離を取って行う。 |
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4 上記のほか、前記§1の3危険物等火災、前記§2の 2ガス漏えい災害の留意事項の例による。 |
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留意事項 | 事故事例等 |
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1 二次爆発の危険性があるときは、火災警戒区域を設定し、爆発の危険がなくなるまで隊員をむやみに進入させない。 |
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2 進入の際、携行する資機材は、防爆型の資機材を活用する。 |
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3 火災が発生していなくても、警戒筒先を配置し、援護注水の態勢をとる。 |
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留意事項 | 事故事例等 |
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1 障害物を排除するときは、鉄骨、柱、はり、屋根等の崩壊、落下の危険があるので注意する。 |
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2 散乱している鋭利な破片等による切創等に注意する。 |
▶ 救助を急ぐあまり、散乱物の鉄骨を不用意に持ち上げたところ、反対側のたる木を跳ねあげ、他の隊員の顎部を強打した。 |
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留意事項 | 事故事例等 |
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1 負傷者の救出活動は、風上から安全確認を図りながら行う。 |
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2 救出するときは、爆発の衝撃で周囲の壁体、柱等がもろくなったり、不安定になっているので慎重に行うとともに、必要に応じ監視員を配置する。 |
▶ 上方への警戒がおろそかだったため、活動中にもろくなったモルタル壁が落下し、飛び散った破片や微粒子で大腿部と眼球を負傷した。 |
3 爆発により足元に釘や鋭利な金属片等が散乱しているので、踏み抜き等に注意し慎重に行動する。 |
▶ 救出活動中、釘を踏み抜き、足を負傷した。 |
4 可燃性ガス測定器による測定を行い、ガス濃度を常に把握し、二次爆発の防止に注意するとともに、堅固な塀等を遮へい物として行動する。 |
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