留意事項 | 事故事例等 |
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1 現場到着したときは、他の通行車両との衝突・接触等のおそれのない安全な位置を選定して駐停車する。 |
▶ 国道左側に停車した救急自動車内で、消防本部と無線で交信中、大型トラックに追突され隊員が頭部を打撲した。 |
2 保安帽を着装するとともに救急活動時は、救急自動車の周辺における救急隊員の安全を確保するため、消防隊及び警察官等の協力を要請する。 |
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3 特に高速道路にあっては、原則として事故車両、消防車両及び警察機関の車両等の前に停車して、非常停止板等の活用により、救急活動の安全を図る。 また、現場における応急処置は、傷病者及び交通の状況から判断して必要最小限にとどめ、速やかに救急自動車に収容する。 |
▶ ワゴン車横転事故に際し、横転車両に別の乗用車がスリップ衝突し、横転車両と救急車に挟まれて隊員が死亡した。 |
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留意事項 | 事故事例等 |
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1 原則として前部ドア及びサイドドアから降車するものとし、後続する通行車両や歩行者に注意する。 |
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2 降車するときは、昇降口での頭の打ちつけやステップでのすべりに注意する。 |
▶ 現場到着後、下車する際、雨でぬれていたステップですべり、路上に転倒し、下顎部に挫創を負うとともに左手掌部を打撲した。 ▶ 病院に到着後、救急車を誘導するために降りようとした際に、バランスを崩し後頭部を地面に打ち脳挫傷により死亡した。 |
3 下車場所では、道路上の凸凹・段差・側溝等に十分注意する。 |
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